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川越の会社など フードバンク開始

まちづくり川越の立原雅夫社長(左)から時野代表(中央)らに芋菓子などが寄贈された(16日、川越市産業観光館で)
まちづくり川越の立原雅夫社長(左)から時野代表(中央)らに芋菓子などが寄贈された(16日、川越市産業観光館で)

 観光客向けの土産品を製造、販売する川越市の菓子会社などが、賞味期限が近づいた食品を集め、経済的に厳しい家庭の子どもたちに無償提供するフードバンク活動をスタートさせた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収入が減る世帯が増える中、街全体で子どもたちを支えていく。

 観光名所・一番街に近い市産業観光館「小江戸蔵里」が「蔵里おやつステーション」となり、商品の受け取りや保管、配分の役割を担う。野菜や生活用品なども扱う25社が当面参加し、月に1回、支援が必要な人に食品を配る「フードパントリー」団体に寄贈する。

 今回の活動は、市産業観光館を運営する「まちづくり川越」が昨年12月~今年2月、商品の一部をフードパントリー団体に寄贈したのがきっかけ。相次ぐ緊急事態宣言で昨年は約半年間の休館を強いられ、土産品用の菓子などが次々と賞味期限を迎えた。寄贈により「食品ロスをなくし、社会貢献もできる」と、活動を街全体に広げようと呼びかけた。

 今月16日、参加企業から届いた商品が「川越子ども応援パントリー」と「チームひだまり」の2団体に初めて提供された。川越名物の芋菓子や煎餅、野菜のほか、歯磨き粉、玩具などが集まった。参加企業を代表し、人気のまんじゅう「いも恋」を販売する「右門」の町田明美社長は「菓子は周りの人を笑顔にする。子どもたちが笑顔を取り戻すきっかけになればうれしい」とあいさつした。「川越子ども応援パントリー」の時野 じゅん 代表は「社会の温かい支援が伝わることで、子どもたちも心を強くして未来に向かっていける」と感謝の言葉を述べた。

 参加企業や寄贈先の団体は順次増やしていく。

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2150955 0 ニュース 2021/06/24 05:00:00 2021/06/24 05:00:00 2021/06/24 05:00:00 まちづくり川越の立原雅夫社長(左)から時野代表(中央)らに芋菓子などが寄贈された(6月16日、川越市産業観光館で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210623-OYTNI50068-T.jpg?type=thumbnail

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