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草加市は、地元農産物の直売農家などを紹介した冊子「草加市地産地消マップ2022」を作成した。B5判19ページで1万3000部発行し、市内の公共施設などで無料で入手できるほか、市のホームページからダウンロードもできる。
草加市の農産物は枝豆、トマト、ほうれん草をはじめ、果物や洋野菜など豊富な種類がある。都市農業の利点を生かした新鮮さも特徴。知名度アップと消費拡大を図り、最新情報をまとめた地産地消マップを毎年発行している。
生産者から直接購入できる「農産物庭先販売所」54軒を5地区に分け、地図と連絡先、販売する野菜や果物などの品目を紹介。一部は似顔絵付きで、生産のこだわりを語っている。作物の旬を記したカレンダーを付けたほか、草加せんべいと農業の関係にふれたコラムも掲載している。
また、地元農産物を食材に使う飲食店や販売する小売店26店を収録。店で提供するイタリア料理やパン、菓子などをカラー写真で紹介し、調理例としても参考になる。都市農業振興課は「草加産野菜のおいしさを伝え、ファン獲得につなげたい」としている。