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100年超え橋梁 往時語る

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近江鉄道

愛知川橋梁を紹介する辻さん
愛知川橋梁を紹介する辻さん
新八日市駅の魅力も語った
新八日市駅の魅力も語った

 長い歴史がある近江鉄道には見ておきたい駅舎や橋梁きょうりょう、トンネルがある。子どもの頃から同鉄道に親しみ、「近江鉄道の伝道師」と呼ばれる鉄道フォトライター、辻良樹さん(54)(東近江市佐野町)に案内してもらった。

 辻さんは東京での鉄道や旅行のPR誌の編集を経てフリーで鉄道写真や記事を手がけるように。「地元の鉄道の移り変わりを伝えたい」と30歳頃、故郷の東近江市に拠点を移した。

 「明治時代のリアルな文化財。まだ現役です」。真っ先に薦めるのは、愛知川―五箇荘駅間にある愛知川橋梁。同鉄道が開業した1898年(明治31年)築造の赤色の鉄橋で、国登録有形文化財でもある。

 全長238.66メートル。英国から輸入した橋梁で、橋の北端は横方向の弦材の間に、三角形の斜材が連なるワーレントラス構造となっている。「美しいトラスは飾りではなく、強度を高めるため。昔の愛知川は流れが激しかったから」。当時の風景を橋梁から読み取れるという。

 築100年近い駅舎もある。新八日市駅は1922年建築の洋風駅舎。木製の改札口やベンチ、ツタに覆われた薄緑色の板張り壁と、ノスタルジックな趣だ。「かつては『特等客用待合室』もあった。ドラマのロケに使われたことも」と話す。

 日野―水口松尾駅間にある清水山トンネルも一見の価値ありという。全長147.65メートル。1900年築のレンガ積みで、「周囲からは容易に近づけず、乗客だけがじっくり見ることができる」と魅力を語る。

 辻さんは「車内で見所をアナウンスするなど訪れたくなるような取り組みが必要」と提言し、「乗ってもらわないことには近江鉄道は残らない。乗って訪れて初めて出会う風景を発見して」と呼びかける。

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1859407 0 New門@滋賀 2021/02/22 05:00:00 2021/02/22 05:00:00 2021/02/22 05:00:00 愛知川橋梁を紹介する辻さん https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210222-OYTAI50002-T.jpg?type=thumbnail

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