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利用促進へ 沿線学生奮闘

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近江鉄道

 赤字が続く近江鉄道を、地元の学生も支援している。大学前駅そばにキャンパスがある、びわこ学院大(東近江市)。教育福祉学部の学生たちが、利用促進策や地域の活性化策を提案、実行している。

近江鉄道の利用促進や地域振興について話し合うパン教授(左)と学生たち(東近江市で)
近江鉄道の利用促進や地域振興について話し合うパン教授(左)と学生たち(東近江市で)

 動き始めたのは、2017年5月。学生有志が「地域調査プロジェクトチーム(PT)」を結成した。18年10月には、学生406人に通学手段についてアンケート。乗用車・バイク(44%)、スクールバス(34%)に対し、電車通学はわずかに9%だった。この結果を受け、授業時間に合わせてダイヤを改正する、駅名を「びわこ学院大学前駅」に変更して親しみを持たせる、などの案を、近江鉄道や沿線自治体に示した。

 近江鉄道で使われ、廃棄予定だった国内最古級の国産電気機関車「ED31形4号機」(ED314)の保存活動も展開。19年秋にクラウドファンディング(CF)で580万円を集めるなどして、地元の酒造会社での展示を実現させた。CFの返礼として、ED314をモチーフにした酒のラベルの制作を提案するなど知恵を絞った。

 新型コロナウイルス感染拡大に見舞われた20年は、計画していたED314の見学会や撮影会などを軒並み断念せざるを得なかった。それでも、駅を軸に、おしゃれなカフェや著名人が愛用するオリジナルジーンズを扱う店などを周遊する観光ルートを検討するなど、熱心さは衰えない。

 PTを後押しした同学部のパン・ジュィン教授は「若い人らしいアイデアが出てきて面白い。ローカル鉄道の経営難は全国共通の課題なので、頑張ってほしい」。PTのリーダーを務める3年石野大智さん(21)は「利用者が増えるよう、これからも鉄道や地域の良さを広く伝えていきたい」と話している。

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1862565 0 New門@滋賀 2021/02/24 05:00:00 2021/02/24 05:00:00 2021/02/24 05:00:00 近江鉄道や地域振興について議論する学生ら(東近江市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/02/20210223-OYTAI50010-T.jpg?type=thumbnail

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