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有料継続 長寿命化の礎に

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完成から半世紀以上たった今も通行料金の徴収が続く琵琶湖大橋(守山市で)
完成から半世紀以上たった今も通行料金の徴収が続く琵琶湖大橋(守山市で)

琵琶湖大橋

 琵琶湖大橋の通行料金は普通車が150円、トラックなど大型車Iが200円、トレーラーや観光バスといった大型車2が500円、軽自動車や二輪は100円、原動機付き自転車は10円だ。開通から57年。2016年に3割前後値下げされたものの、無料にはなっていない。

 新橋や接続道路を含めて348億円で整備された大橋は、通行量の増大に伴って年間の料金収入が20億円を超え、県道路公社は13年度末までに294億円を返済。積立金も111億円に上り、徴収期間として当初予定した21年を待たずに残りの54億円を完済できる状態になった。

 「料金徴収の意義は乏しい」。県の包括外部監査人は08年と13年にこう指摘し、無料化を迫った。だが、大津、守山、栗東、野洲の周辺4市が「待った」をかける。「無料になれば、より渋滞する。周辺道路の整備を続ける財源も必要だ」との主張だった。

 タダか有料か。県は14年、4市などと研究会を設けて半年間検討を重ねたが、結論は出ず、判断を知事に委ねた。三日月知事は翌15年、徴収期間の延長を決断。16~28年度に新たに84億円を投じ、橋の耐震化や接続道路の4車線化を進めるためだ。年間約3億5000万円の維持管理費も必要で、延長は29年8月までと決まった。

 それから間もなく、値下げが実施され、19年2月からは自動料金収受システム(ETC)の導入で、利用車はさらに2割引きに。現在の料金収入は、年間15億円前後の水準だ。

 研究会で座長を務めた塚口博司・立命館大名誉教授(70)(都市交通計画)は有料継続について「開通から半世紀が過ぎた橋を長寿命化させるには巨額の経費がかかる。将来にわたって利用者に公平に負担してもらい、維持管理に充てるとした判断は、理解できる」と話している。

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1935033 0 New門@滋賀 2021/03/25 05:00:00 2021/03/25 05:00:00 2021/03/25 05:00:00 自動料金収受システム(ETC)が導入された琵琶湖大橋(守山市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210324-OYTAI50012-T.jpg?type=thumbnail

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