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修繕 100年後見据え

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琵琶湖大橋

自作の冊子を手に「琵琶湖大橋の価値を広く伝えていきたい」と語る上野所長(守山市で)
自作の冊子を手に「琵琶湖大橋の価値を広く伝えていきたい」と語る上野所長(守山市で)

 琵琶湖大橋は災害時の緊急輸送道路でもある。1964年開通の「旧橋」の老朽化、95年の阪神大震災を受け、県道路公社は97年度以降、道路や橋の耐震化に力を入れる。2011年度には「橋梁長寿命化修繕計画」を策定し、同年度から100年以上使い続けることを目指している。

 1997年、旧橋の橋脚や橋桁に突起を設けて地震の揺れに耐える「落橋防止システム」を導入。橋脚については鉄筋コンクリートや炭素繊維で補強した。新橋(1994年開通)にも2002、03年度に同様の工事を行っている。

 「長寿命化」については、不具合が起きる前に修繕する「予防保全」の考えに基づき、橋桁の腐食や橋脚の劣化を防ぐ塗装の塗り替えなどを行っている。21年度は道路法で義務づけられた5年に1度の点検が控えており、傷みを見逃さない対応が求められる。

 今後、新旧2本の橋について、一部の橋脚の基礎部分を鉄筋コンクリートで肉厚にしたり、橋脚を支える鋼管杭を追加で湖底に打ち込んだりする耐震工事も行う予定だ。公社の担当者は「琵琶湖大橋は滋賀に欠かせない橋。永遠に保つつもりで万全な補修を行っていく」と話す。

 橋の魅力や安全性を伝える取り組みも行われている。守山市観光物産協会は17年から、橋桁内部の点検用通路を歩く探検ツアーを開催。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止したが、既に今年の開催を求める声も寄せられる人気のツアーだ。

 公社も協力しており、琵琶湖大橋有料道路管理事務所の上野邦雄所長は、ツアー客向けに橋の構造や建設の経緯を写真や年表で紹介する冊子や橋桁の模型を自作し、自ら解説もする。

 「琵琶湖大橋は『昭和の土木遺産』と言える橋。100年後も変わらず愛されるよう、多くの人に価値を伝えていきたい」(おわり)

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1938528 0 New門@滋賀 2021/03/26 05:00:00 2021/03/26 05:00:00 2021/03/26 05:00:00 自作の冊子を手に「琵琶湖大橋の価値を広く伝えていきたい」と語る上野所長(守山市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210326-OYTAI50004-T.jpg?type=thumbnail

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