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繁殖・肥育 高校で実践

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近江牛

 県内の高校で唯一、近江牛を育てているのが、県立長浜農業高校(長浜市)だ。農業科動物科学分野の2、3年生計25人が繁殖から肥育までの「一貫経営」を担う。畜産技術を学ぶほか、近江牛を滋賀のブランドとしてどうPRするかなど経済についても知識を深める。

近江牛を飼育する長浜農業高の生徒たち(長浜市で)
近江牛を飼育する長浜農業高の生徒たち(長浜市で)

 同校が肉牛の飼育に取り組み始めたのは2004年。県畜産技術振興センター(日野町)から黒毛和牛の雌の牛1頭を購入。徐々に数を増やし、今では繁殖雌牛12頭、肥育牛10頭、子牛10頭の計32頭を扱う。

 生徒たちは、牛の生態、飼育管理、除角、繁殖の技術などを学習。トウモロコシや稲わらなどの餌を与えたり、出産に立ち会ったりする。肉牛に直接関わる授業は週2回(計4時間)だが、平日の放課後にも世話をしており、週10時間は牛たちと一緒に過ごす。

 近江牛に親しみを持つようになった生徒も多い。実家が酪農家という3年赤井友香さん(18)は「農業大学校で和牛飼育の知識を深め、技術も磨きたい。近江牛の繁殖農家に就職して自分で育てるのが夢」。2年の大森悠誠さん(16)は「実家はコメ農家だが、世話を続けるうちに和牛に愛着がわいてきた。将来は近江牛の飼育に携わるのもいいかな」と話す。

 育てる技術が今年、高く評価された。「『おうみ』和牛繁殖協議会枝肉共励会」が14日、滋賀食肉市場(近江八幡市)で開かれ、同校は生後約30か月の去勢牛を出品。去勢17頭、雌25頭の計42頭の中から上位4番目の「優良賞1席」を獲得し、霜降りの度合いを示す指数では最高の12に次ぐ11をマークした。

 指導する実習助手の丸岡彰太さん(30)は「牛の体調管理に気を配り、ブラッシングでストレスを軽減するなどこまめに世話をした成果」と生徒たちをたたえ、将来に期待をかける。「一人でも多く近江牛生産の担い手になってくれたらうれしい」(おわり)

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2154126 0 New門@滋賀 2021/06/25 05:00:00 2021/06/25 05:00:00 2021/06/25 05:00:00 近江牛の飼育に取り組む生徒たち(長浜農業高で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210624-OYTAI50100-T.jpg?type=thumbnail

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