古き修験道 思いはせ

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白煙の下で護摩供養をする行者講のメンバー(甲賀市で)
白煙の下で護摩供養をする行者講のメンバー(甲賀市で)

甲賀・飯道寺「笈渡し祭」

 忍者のルーツともされる山伏が修行した甲賀市の飯道山はんどうさんにある飯道寺で3日、かつての修験道をしのぶ「おい渡し祭」が開かれた。

 飯道山は平安時代から修験道が栄え、山頂にあった飯道寺は、同じく修験道場で知られる奈良・大峰山、和歌山・熊野山も管理した。修験者は毎年、開祖・役行者の霊や山開き・山閉じの鍵を納めた「笈」と呼ばれる背負いかごを担ぎ、両山を巡る修行をして帰り、翌年の修験者に笈を渡して役を引き継いだとされる。

 飯道寺は明治時代の神仏分離で廃寺となり、修行も絶えたが、寺の名を継いだ里坊の本覚院が笈渡しの儀式を再興。江州飯道山行者講メンバーらと毎秋実施している。

 この日は山伏姿にふんしたメンバーがホラ貝を吹き鳴らし、近くの寺へ笈を取りに行った後、飯道寺境内の護摩壇に火をつけた。炎と白煙が高々と上がる中、僧侶らと読経しながら、所願成就を祈って護摩木や供物を投げ入れた。

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1599954 0 ニュース 2020/11/04 05:00:00 2020/11/04 05:00:00 2020/11/04 05:00:00 立ち上る白煙の下で護摩供養を行う行者講のメンバー(甲賀市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/11/20201103-OYTNI50045-T.jpg?type=thumbnail

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