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競技かるた 北欧から留学

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スウェーデン女性 大津に

競技かるたの魅力を語るベアトリズさん(大津市で)
競技かるたの魅力を語るベアトリズさん(大津市で)

 競技かるたを学ぶため、海外から滋賀にやってきた女性がいる。スウェーデン人のベアトリズさん(22)。新型コロナウイルスの影響で、来日が当初予定の7か月遅れとなる苦労も経て、昨年11月から大津市内のかるた団体「大津あきのた会」をベースに練習に励む。「強くなって、世界中にかるたの魅力を伝えたい」と言葉に力を込める。(辻井花歩)

「魅力伝えたい」

 競技かるたを知ったのは17歳の頃。競技かるたに打ち込む高校生を描いた人気漫画「ちはやふる」のアニメを見て、「スポーツのように全身を使った真剣勝負に感動した。美しい歌にも心を奪われた」という。

 百人一首について知識を深めようと、アプリで音声を繰り返し聞いたり、辞書で意味を調べたりして、5年間ですべての歌を覚えた。日本語を学ぶサークルに加入し、読み書きや会話も上達させた。

 さらに、独学ではなく本場で学ぶため、全日本かるた協会(東京都)に連絡。関係者から、大津あきのた会を紹介され、2020年春から1年間、日本に滞在する計画を立てた。

 しかし、新型コロナ感染拡大で、日本政府が外国人の入国を制限。スウェーデンは3月から対象となり、計画は暗礁に乗り上げた。

 一時は失意の底に沈んだが、「スウェーデンには競技かるたの仲間がいない。日本に行く以外の選択はなかった」と、辛抱強くチャンスを待った。仲介者から「大津あきのた会が『待っているよ』と言ってる」と教えられ、まだ見ぬ仲間の存在を支えに歌を覚えた。

 入国制限が緩和されたのは10月。「待っている間、かるたの勉強や住む場所の準備がしっかりとできた」と振り返る。

 来日後は、大津あきのた会の練習に週2回ほど参加し、主に実戦を通じて基本を学ぶ。畳に座ることに慣れるにつれて札を取るスピードも上がってきた。「恋愛をテーマにした抽象的な表現の歌を理解するのが難しい」などの悩みもあるが、動画投稿サイト「ユーチューブ」の解説動画を見るなどして学習を続けている。

 12月には、県内で開かれた大会に初めて出場。勝利も挙げ、自信につながったという。「どんな歌でも素早く反応できるようになりたい」と、さらに上を見つめる。

 大津あきのた会で指導している石沢直樹さん(56)は「歌の意味や歌人の生き方も理解しようとしている努力家」と絶賛。「かるたはすべてひらがなで書かれているので、外国人がチャレンジしやすい。ただ、北欧では競技者がまだ少ないので、日本の文化を母国で広めてほしい」と期待している。

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1755496 0 ニュース 2021/01/08 05:00:00 2021/01/08 05:00:00 2021/01/08 05:00:00 競技かるたの魅力を語るベアトリズさん(大津市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/01/20210108-OYTNI50000-T.jpg?type=thumbnail

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