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大津の専門店

 新型コロナウイルスの影響が長引く中、治療の最前線に立つ医療従事者を支えようと、大津市のおにぎり専門店が医療現場におにぎりを届ける活動を続けている。1月から市民らの協力を得て「差し入れおにぎりプロジェクト」として届けた個数は1000を超えた。医師や看護師らからは感謝の声が上がり、笑顔と支援の輪が広がっている。(西堂路綾子)

市民ら資金協力 5病院に1000個超

差し入れのおにぎりを笑顔で選ぶ医療従事者たち(甲賀市で)
差し入れのおにぎりを笑顔で選ぶ医療従事者たち(甲賀市で)

 大津市のナカマチ商店街内にある「野洲のおっさんおにぎり食堂」は、昨年6月から治療の現場で奮闘する医療従事者らにおにぎりを差し入れてきた。この活動を知った人たちから「加わりたい」との声が上がり、今年1月以降に同プロジェクトを開始。賛同する約60の市民・団体がおにぎり代を同食堂に託し、市民のメッセージとともに病院などに届けている。

 これまでに市立大津市民(大津市)、大津赤十字(同市)、県立総合(守山市)、高島市民(高島市)、公立甲賀(甲賀市)の5病院に差し入れてきた。

 今月23日には、同食堂を経営する会社「まちおこし」副社長の藤井慶さん(49)らが、18床のコロナ病床を備える公立甲賀病院を訪問。「毎日コロナの診察治療ありがとうございます」「心ない方の風評に屈せず頑張ってください」などのメッセージとともに、「日野菜ねこまんま」「卵黄肉そぼろ」など10種類103個を届け、累計1090個に達した。

 辻川知之院長(59)は「当院はクラスター(感染集団)が発生し、対応が大変だった。病院に行くのが怖くなったという市民もいる中で、応援の気持ちが本当にうれしい」と話した。

 贈られたおにぎりは、感染防止のため営業停止中の院内食堂のテーブルに並べられ、休憩中の医療従事者らが手に取って「あったかい」と笑顔を見せた。から揚げ入りのおにぎりを味わった理学療法士の高田雄太さん(23)は「またクラスターが起きないよう対策を続けている。最高においしく、本当にありがたい」と喜んでいた。

 藤井さんは「感染者の数にかかわらず、病院の中は常に緊張感があるはず。忙しくてもつまめるおにぎりなら差し入れにぴったり。ほっとする味を楽しんでほしい」と願っていた。

 差し入れは、今月末までに1300個になる見通し。

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1942422 0 ニュース 2021/03/28 05:00:00 2021/03/28 05:00:00 2021/03/28 05:00:00 差し入れのおにぎりを笑顔で選ぶ医療従事者ら(甲賀市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210327-OYTNI50046-T.jpg?type=thumbnail

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