フレイル予防体操 普及へ

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米原市と筑波大開発 高齢者に出前講座

米原市と筑波大が開発したなわとび体操をする高齢者(米原市提供)
米原市と筑波大が開発したなわとび体操をする高齢者(米原市提供)

 米原市は27日、加齢に伴う心身の虚弱状態を示す高齢者の「フレイル」対策として、約20分のなわとび体操を筑波大と共同開発したと発表した。今年に入り、市内の高齢者を対象にこの体操教室を実施したところ、運動機能の改善がみられたといい、今後、市民への普及を目指す。

 フレイルは、健康な時より心身が弱っているものの、介護が必要なほどではない段階を指す。市と筑波大は、2018年に共同研究の契約を結んで市内の高齢者を対象に、フレイル対策の調査を続けており、昨年、健康機器メーカー「タニタ」の協力を得て体操の開発に乗り出した。

 主になわとびやロープを使って行う内容で、有酸素運動や筋トレ、バランス運動と脳トレを組み合わせた約20分間のメニューで構成されている。

 この効果を実証するため、市などは今年1~3月、市内の65歳以上の高齢者75人を対象に全12回の教室を開催。このうち約60人について、タニタ提供の筋力計測機器などで調べた結果、膝を伸ばす筋力が平均14・4%上昇したのをはじめ、歩行速度が7%上がり、筋肉量は2・1%増えていた。

 開発を担当した筑波大の山田実教授(老年学)は「高齢者は次第に体力が衰えることを考えると、わずかでも改善するのは大きな成果。椅子に座ったり立ったりの運動なので、コロナ禍で外出を控えたい人でも自宅でフレイル対策ができる」と指摘。平尾道雄市長は「出前講座などで全自治会単位への普及を進めたい」と述べた。体操の動画は、タニタのホームページにある「STOP!フレイル健康体操」で視聴できる。

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