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    ドジョウDNA 児童学ぶ

     ◇雲南 5種類発見

     国の特別天然記念物・コウノトリを教材に環境教育に取り組んでいる雲南市大東町の市立西小学校(和田邦子校長、166人)の児童が近くの水田で捕まえたドジョウのDNA鑑定の結果が5日、同校で発表された。生息する在来種6種類のうち、5種類は鑑定した研究員が初めて出会ったタイプで、長年にわたり、田が大切にされてきた証しだという。

     どうすればコウノトリの餌のドジョウが増えるのかを知る手がかりにと、3~6年生が9月、米作りに挑戦した水田など6か所で30匹を採取し、出雲市の「ホシザキ野生生物研究所」に鑑定を依頼していた。

     発表は地元の住民らも招かれて行われた。同研究所の林成多まさかず研究員が、ドジョウはいずれも県にいる在来種で、全国で見つかっているDNAタイプとは別のタイプが、近くで五つも見つかるのは不思議であることなどを報告。雲南には田の周りにある「よけじ」と呼ばれる水路に一年中水が流れていることから、ドジョウが同じ田で生きられ、生態系が保たれた可能性があることを説明した。

     児童らはドジョウの種類やDNA鑑定の方法などを次々に質問。田の生き物を増やす方法を尋ねた5年生木村珀斗はくと君(10)は「ちょっと難しかったけど、コウノトリのことなどをずっと勉強してきたので、色々分かって楽しかった」と話していた。

    2018年12月06日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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