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まさげな店 出雲弁で紹介

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動画で料理の感想を述べる安井さん。全編、出雲弁の会話が飛び交う=ユーチューブから
動画で料理の感想を述べる安井さん。全編、出雲弁の会話が飛び交う=ユーチューブから
「出雲弁の会話を楽しんで」と動画を語る安井さん(右)と渡部さん(松江市で)
「出雲弁の会話を楽しんで」と動画を語る安井さん(右)と渡部さん(松江市で)

 少し難解?じわじわ人気

 松江宍道町民ら動画

 コロナ禍で打撃を受けた飲食店を盛り上げようと、松江市宍道町の住民有志が、同町の店の魅力を全編出雲弁で紹介する動画を投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。県内出身者でも難解な言葉遣いが登場し、制作陣は「『何、その言葉?』と疑問を持つところから、飲食店を知ってもらうことにつなげたい」と話す。(竹内涼)

 飲食店の案内人は、宍道・出雲弁保存会会長の安井誠さん(69)。動画では、安井さんが「ただものだんだん(いつもありがとう)」と店に入り、店自慢の一品に舌鼓を打つと、「ふつごにまいわー(すごくおいしいわー)」などと、全て出雲弁でコメントする。

 一部は字幕が画面に表示されるものの、店員とのやり取りなどに字幕はなく、会話の内容を推察する楽しさもある。出雲弁の達人らが町内の飲食店を巡る様子に触発されてか、コメント欄にも「まさげだったわ(おいしそうだったわ)」など、出雲弁があふれかえっている。

 この取り組みを企画したのは、宍道公民館を拠点にSNS上での情報発信などを行う「宍道プレスルーム」の渡部幸基さん(32)。コロナ禍で客足が遠のいた飲食店の窮状を知り、何とかしようと、安井さんに協力を依頼した。渡部さんは「脳裏に『?』が浮かぶ方言で視聴者の目を引き、飲食店へ足を運ぶきっかけになればと思った」と話す。

 保存会も依頼を好機と捉えた。同会には現在、約50人が所属し、スピーチ大会などを開いて出雲弁の保存や普及に努めている。ただ、「発音の難しさなどから、若い世代や県外で暮らす出身者に敬遠されている」のが現状。安井さんは「動画で、若者や全国の県出身者に故郷の言葉が届けば」と協力を決めたという。

 1月下旬、同サイトに「安井誠のこらまたなんだら」の名前でチャンネルを開設。現在は焼き肉店「HASHIMOTO向」や「お食事どころ みなり」を紹介する計4本の動画を公開している。じわじわと人気を集め、登録者数は150人を超えた。再生回数が1400回を超えた動画もあり、店側の反応も上々。今後も順次、動画を公開していく予定だ。

 安井さんは「出雲弁は、ぬくもりのある言葉。いつか飲食店に出雲弁が飛び交うにぎわいが戻るように、応援したい」と語った。

 動画は、ユーチューブのチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCiKrO03M1MKnwuISFaMjw7A)で視聴できる。

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1898195 0 ニュース 2021/03/10 05:00:00 2021/03/10 05:00:00 2021/03/10 05:00:00 動画で食事の感想を述べる安井会長=ユーチューブから https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/03/20210309-OYTNI50055-T.jpg?type=thumbnail

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