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<大規模火災1週間>出火原因特定 長期化か

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全焼した自宅跡を訪れた品川さん(松江市で)
全焼した自宅跡を訪れた品川さん(松江市で)

 住民「ここで暮らしたい」

 1日夕から22時間燃え続け、計32棟に被害を出した松江市島根町加賀の大規模火災は8日、発生から1週間になる。焼失面積が広く、がれきも堆積たいせきしているため、出火原因などの特定には、なお時間を要しそうだ。

 1日午後5時前に確認された火災は、翌日午後3時まで鎮火せず、夜には住宅地北側山中にある市の施設「マリンハウス加賀」のコテージも焼け落ちた。松江地方気象台によると、現場に近い同市鹿島町では出火当時、風速4・6メートルの西向きの風が吹き、市内には強風注意報も出ていた。

 市消防本部によると、消火には40トン貯水できる防火水槽2か所などを使用。貯水が尽きた後は海水も作業に充てた。ただ消火を見守った住民からは「防火用水が少なく、消火に時間がかかった」との声も上がった。

 鎮火翌日の3日からは消防本部と県警の見分に、「消防研究センター」(東京)の調査官も加わった。火元とみられる付近を中心に、住民の聞き取りも実施し、7日で現場での作業を終えた。消防本部は「原因特定には、半年から1年かかる可能性もある」とみている。

 一方、発生後に島根公民館に開設された避難所には一時54人が身を寄せたが、7日夕に全ての避難住民が退いて閉鎖された。

 多くの建物に被害の及んだ火災だが、犠牲者は1人もなかった。地区内に火災を知らせて回った人もおり、住民のつながりが生きた。約20年住んだ家を失った品川紀清さん(80)は7日、自宅跡を訪れ、「(地区を)離れる人が出るかもしれないが、住民同士で話し合いを重ね、ここで暮らしたい」と語った。(竹内涼、門間圭祐)

 この火災を受け、松江市は7日、義援金受け入れ専用口座を開設した。山陰合同銀行松江市役所出張所の「松江市火災義援金」名義の普通口座(4501393)で6月末まで受け付ける。同行窓口で振り込む場合、手数料不要。問い合わせは、市出納室(0852・55・5402)へ。

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1968930 0 ニュース 2021/04/08 05:00:00 2021/04/08 05:00:00 2021/04/08 05:00:00 火災の被害を受けた住宅前で語る品川さん(午後2時5分、松江市島根町加賀で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/04/20210407-OYTNI50028-T.jpg?type=thumbnail

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