江の川シシ肉 食卓いかが

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イノシシ肉を使った新商品や料理。自宅で気軽に味わえるように工夫されている(江津市役所で)
イノシシ肉を使った新商品や料理。自宅で気軽に味わえるように工夫されている(江津市役所で)
イノシシ肉を使った新たな料理を説明する林さん(左、江津市役所で)
イノシシ肉を使った新たな料理を説明する林さん(左、江津市役所で)

江津・浅利観光 新商品7種

「硬くて臭み」払拭 ミートソースや和食

 獣害対策として加工したイノシシ肉のブランド化に挑んでいる江津市の「浅利観光」が、新たにミートソースや味噌漬けなど7種の加工商品を開発した。東京にあるレストランや料亭の総料理長らが監修した。「硬くて臭みがある」とのイメージを払拭するだけではなく、同社は「一般家庭の食卓に並べてほしい」と力を込める。(佐藤祐理)

 「イノシシだとは気付かない」

 先月上旬、市役所で開かれた試食会。新商品を試食した市幹部らが次々と感想を口にした。

 昨春、市内の「 いのしし 加工販売センター」から事業を引き継いだ同社がブランド肉「江の川Shishi(シシ)」を使って考案した商品だ。今回、年間を通じて食べてもらおうと、様々な料理に応用が可能な新商品を増やすことにした。

 「イタリア料理ではワインと楽しむため、イノシシの癖を全面に出しますが、今回は広く食べてもらえるよう、よくいためて脂を抜き、臭みを抜きました」

 監修した林祐司さん(45)が説明する。ポルシェのオーナー向けイタリアンレストラン「ザ・モメンタム・バイ・ポルシェ」(東京)の総料理長だ。4年前から浜田漁港で水揚げされた魚を使っている縁で、同社が協力を依頼して実現した。

 林さんはイタリアの星付きレストランで修業した経験があり、 魚醤ぎょしょう (ガルム)をベースにした特製たれに肉を漬け込んだ「古代ローマ風ガルム漬け」などを提案。中でも「トスカーナ風ミートソース」は香味野菜と赤ワインを主体に肉の存在感を引き出し、一般家庭でのラザニアやグラタンなどにも応用できるという。

 新商品の和食メニューは 出汁だし で炊いた肉にジャガイモを混ぜたコロッケやメンチカツ、もろみ味噌漬けの三つ。こちらは日本料理店などを営む「 僖成きなり 」(同)の料理人が普段の食事に取り入れやすいレシピを助言したという。

 浅利観光の植田智之常務は「おいしさに気付いてもらい、市内の飲食店やスーパーにも広がり、日常的に食べてもらいたい」と期待している。

 新商品は調理しやすいようにパッキングし、同市の「神楽の里 舞乃市」で販売(一部は当面はイベント時のみ)する。問い合わせは舞乃市(0855・55・1155)。

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2954525 0 ニュース 2022/04/27 05:00:00 2022/04/27 05:00:00 2022/04/27 05:00:00 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/04/20220426-OYTNI50033-T.jpg?type=thumbnail

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