県東部で断水続く 伊東で冠水農作物影響

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 9日未明にかけて県内に最接近した台風15号による被害は、10日も県東部を中心に断水などが続いた。伊東市では水田の冠水など、農作物への被害も明らかになった。

 伊東市池地区では約26ヘクタールの水田地帯の大部分が冠水した。営農されている半分の約13ヘクタールでは、イネの収穫は困難な見通しとなっている。

 通称「池のさと」と呼ばれるこの一帯は、かつて火山湖だったとされ、江戸時代から干拓が進められた。山に囲まれているため水害を受けやすく、明治になって長さ約1キロ、幅約1メートルの排水用トンネルが築かれた。今回の台風では、この入り口が土砂などで塞がれ、冠水を招いた。市は、土砂の撤去作業を進めるとともに、国土交通省の協力で大型の排水ポンプを投入し、復旧を急いでいる。

 他の農作物被害も市内各地で発生した。JAあいら伊豆によると、収穫前のトマト、キュウリ、ナスなどの夏野菜、すでに植えられたダイコン、ブロッコリー、ハクサイなどの冬野菜は、いずれも風雨によって壊滅的な打撃を受けたという。

 県内の断水は10日午後7時時点で、伊東市を中心に少なくとも3200戸あった。多くの水を供給する水源が崖崩れで埋まったことと停電が主な原因という。

 また、東京電力によると、台風の影響による県内の停電は10日午後8時半現在、伊東市など東部の6市町で約3800軒に上った。川勝知事は10日の定例記者会見で、「国、市町と連携し、早期復旧に取り組む」と話した。

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