花時計半年ぶり復活 富士 老舗企業修理尽力

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半年ぶりに復活した花時計の修復作業
半年ぶりに復活した花時計の修復作業

 今年5月から故障により止まっていた富士市中央公園の花時計が7日、半年ぶりに動き始めた。設置から約30年が過ぎ、部品も製造されていない中、市内の老舗企業が長年培ってきた技術力を生かして、公園の顔を復活させた。

 花時計は5月15日、針が正常に作動せず異音がすると、市民から連絡があった。市が調べたところ、内部にある機械の経年劣化による故障と確認された。時計は1991年に設置されたもので、製造元は部品がすでになく、修理はできないという返答だった。機械の入れ替えには多額の費用と時間がかかるために、修理業者を探していたところ、市産業支援センターの仲介で、市内の「丸十鉄工所」が引き受けることになった。

 丸十は創業から110年の老舗で、機械の製造から修理までを手がける。調査の結果、針の駆動モーターの歯車がすり減っていることが分かった。図面もない中で、機械を分解して元の形とサイズを割り出し、部品を複製した。費用は全面的に機械を替えた場合の10分の1にあたる130万円程度に抑えられたという。

 この日はクレーンで駆動モーターを地中に埋めた後、長針と短針を取り付け、再稼働させた。丸十の専務は「普段の手入れも簡単にできるよう改良を加えた。メンテナンスさえしっかりすれば、あと30年はもつ」と話している。

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886851 0 ニュース 2019/11/08 05:00:00 2019/11/08 05:00:00 2019/11/08 05:00:00 半年ぶりに復活した花時計の修復作業(午前11時10分)=新妻千秋撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191107-OYTNI50018-T.jpg?type=thumbnail

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