次世代へつなげ森町の舞楽と食 

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再現された舞楽の際の料理
再現された舞楽の際の料理
再現された舞楽の際の料理
再現された舞楽の際の料理
舞楽の際に提供された料理を再現し、伝統食について解説する一木さん(中央)(18日、浜松市中区で)
舞楽の際に提供された料理を再現し、伝統食について解説する一木さん(中央)(18日、浜松市中区で)
小国神社に伝わる舞楽「色香」の舞の実演(18日、浜松市中区で)
小国神社に伝わる舞楽「色香」の舞の実演(18日、浜松市中区で)

 森町に伝わる舞楽と、舞楽の際に食べた行事食の魅力を伝承しようと、県内の若手料理人らのグループ「ふじのくにラボ」が18日夜、ワークショップ(体験講座)「遠州森町の舞楽・舞楽食」を浜松市中区の静岡文化芸術大で開いた。

 講座は「~食文化~次世代につなぐ~」を副題に、伝統芸能と郷土食を総合的に継承しようと企画。

 講座では、森町の小国神社で毎年4月に奉納される舞楽「色香しきこう」の舞を地元保存会が実演。江戸時代の寛政年間に舞楽の席で提供されたという行事食を、記録を基に料理人が再現した。

 当時の行事食にはカツオ節を含む魚介類や肉類を使わず、根菜や乾物、海藻が材料の中心で、再現した料理も、凍らせて乾燥させた「氷コンニャク」のつくねや、切り昆布と根菜の煮物、そばがきなどが並んだ。参加者約100人が試食し、「素材そのもののうまみが出ている」などと感想を語っていた。

 舞楽の解説の中で、現在、舞を担う子どもたちは行事の際、エビフライやハンバーグを食べているとの説明があった。静岡文芸大の高島知佐子准教授は「伝統の継承には、見直せる部分は見直して、担い手の関心を集めることも大切」と指摘した。

 ふじのくにラボの代表で、浜松市で懐石料理店を営む一木いっき敏哉さん(41)は、日本の伝統的食文化は祭りや風習と共に伝承されると説明。「伝統芸能と、それに伴う食文化を合わせて楽しみ、そのすばらしさを次世代や海外に伝えたい」と話した。

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911624 0 ニュース 2019/11/22 05:00:00 2019/11/22 05:00:00 2019/11/22 05:00:00 舞楽の際に食された食事が再現された(11月18日午後6時54分、浜松市中区の静岡文化芸術大で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/11/20191121-OYTNI50025-T.jpg?type=thumbnail

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