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リニア 知事「作業道整備が先」 月内着工に難色 開業延期濃厚

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 リニア中央新幹線静岡工区の未着工を巡り、川勝知事が10日の定例記者会見で、JR東海が6月中の着手再開を求めるトンネルの入り口周辺(ヤード)の早期整備について否定的な考えを示したことで、予定通りの開業が難しい情勢となった。知事とJR東海の金子慎社長とのトップ会談が今月にも開かれるが、状況が一転するかは極めて不透明だ。

 予定通りの開業を握るのは、ヤードの整備がいつ始まるかだった。金子社長は5月、「6月中には、ヤード整備を再開する必要がある」として、川勝知事に面会を要望した。

 JR東海の求めるヤードの整備は、リニアのトンネル入り口周辺の樹木伐採や、機材設置のために地面をならす作業を指す。JR東海は整備には地権者の同意が必要としており、地権者は同意の条件として県の了解を求めているという。

 川勝知事は会見で11日に静岡市の作業道やヤードを視察する意向を表明し、「作業道は作業員の安全を確保するインフラなので、そこを見に行くことが目的」と語った。そのうえでJR東海の言うヤード整備について、「(トンネル工事と)一体だと思っている」とし、作業員の安全確保を優先するため、「作業道の整備をやらないで本体工事と直結する工事をやるべきではない」と述べた。

 作業道の整備には時間がかかり、JR東海の言う6月中のヤード整備を事実上、了解しないことを意味する。このため、予定通りの開業は現状では難しくなった。川勝知事は、開業延期の可能性を問われると、「なるべく早くで十分だ。特段、気にしていない」と語った。

 会見では視察の後日に大井川流域市町の首長とインターネット会議を開く考えも明らかにした。意図について、「(視察で見た)状況を報告して準備工事についてどういう共通理解なのかを整理したい」と説明した。金子社長が求める面会については、「(会議で)了解いただければ、日程を調整する」と改めて前向きな姿勢を示した。

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