柿田川水中に花畑 ミシマバイカモ

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柿田川の底に咲くミシマバイカモが上の水面に映し出される(23日午後、柿田川公園で)=中山智道撮影
柿田川の底に咲くミシマバイカモが上の水面に映し出される(23日午後、柿田川公園で)=中山智道撮影

 清水町にある国の天然記念物の柿田川の底でミシマバイカモが可憐かれんな白い花々を咲かせている。許可を得て水中で撮影すると、花畑が鏡のような水面みなもに反射する色鮮やかな光景が写し出された。

 柿田川は、富士山に降った雪や雨が地下水になり、柿田川公園一帯で日量約110万立方メートルの湧水となって流れ出す。水質の良さで知られるが、川には通常は立ち入れない。

 花は直径1センチほどで、5~9月頃に咲く。三島市で発見され、梅の花に似ていることから「三島梅花藻みしまばいかも」と名付けられた。三島でも移植された花を見られるが、自生が続くのはこの川だけだ。

 保護活動する「柿田川みどりのトラスト」会長の漆畑信昭さん(84)によると、1970年代半ばに、生育箇所は20~30平方メートル程度にまで狭まっていたという。周辺開発とアユ釣りが原因だった。

 漆畑さんたちの働きかけで、国土交通省と清水町が保護に乗り出した。一帯を禁漁にし、外来植物を手作業で除去した結果、生育箇所は約4000平方メートルまで回復した。

 毎月2回、ボランティアたちとの外来種の駆除作業は続く。撮影場所を案内した漆畑さんは、「保護活動を通じて皆が柿田川に関心を持ってくれたことがうれしい」と笑顔を見せた。

(中山智道)

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1298874 0 ニュース 2020/06/25 05:00:00 2020/06/25 05:00:00 2020/06/25 05:00:00 柿田川の清流に咲いたミシマバイカモの花々(23日午後)=中山智道撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200624-OYTNI50032-T.jpg?type=thumbnail

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