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邪魔者「アカモク」特産に コロッケなどへ活用

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新商品の「アカモクしらすコロッケ」(サリーズカフェ提供)
新商品の「アカモクしらすコロッケ」(サリーズカフェ提供)

 これまで注目されてこなかった海藻「アカモク」を活用したさつま揚げやコロッケなどを、静岡市駿河区の飲食店が創作し、23日から販売が始まった。企画した清水漁協用宗支所青壮年部と企業、飲食店などの関係者が今月10日、市役所に田辺信宏市長を訪ね、新商品をPRした。

 アカモクは昆布やワカメの仲間で岩場に自生し、長さ4~7メートルに成長する。用宗漁港では育つがままに放置してきたが、県外では漁船のスクリューに絡まることがあり、邪魔者扱いされていた。

 ところが、近年はミネラルや食物繊維などを含むことから、食品として注目されるようになり、全国的に商品化に向けた動きが広まっている。

 漁協用宗支所青壮年部のメンバーは昨年2月、「用宗のアカモクを有効活用し、地域の新たな特産品を作り出せないか」と思いつき、県外産のアカモクで青汁などを製造する「GOLD BLUE」(静岡市葵区)に協力を呼びかけた。同社と協議を重ね、今年3月に初めて本格的な収穫を実施。川崎匠社長(34)は「静岡のアカモクは異物の付着が少なくてきれい」と話した。

 企画に協力した用宗漁港近くの飲食店「サリーズカフェ」はアカモクとシラスのパスタを試作した。「しらす丼と海鮮の店 次郎丸」はアカモクを使った海鮮丼を作った。計6店がオリジナルメニューを作り、キャンペーンとして4~5月に提供した。今月23日に、駿河区のとろろ専門店「丁子屋」がアカモクと自然薯じねんじょのさつま揚げ「しずまえ揚げ」、同区の製塩会社「あらしお」が「アカモク藻塩」、サリーズカフェが「アカモクしらすコロッケ」を発売した。

 10日に田辺市長を表敬訪問した漁協用宗支所青壮年部の斉藤貴浩部長(30)は「新たな食文化として根付かせたい」と語った。試食した田辺市長は「粘りとシャキシャキした歯ごたえがあっておいしい」と話し、「由比のサクラエビに並ぶ商品に育つように、頑張ってほしい」とエールを送った。

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1369209 0 ニュース 2020/07/28 05:00:00 2020/07/28 05:00:00 2020/07/28 05:00:00 新商品の「アカモクしらすコロッケ」(サリーズカフェ提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200727-OYTNI50028-T.jpg?type=thumbnail

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