タカアシガニ港に活気 戸田漁港 沼津
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沼津市の戸田漁港で10日、底引き網漁が始まった。カサゴなどの深海魚をはじめ静岡県が全国一の漁獲量である「タカアシガニ」が水揚げされ、港は活気にあふれた。漁期は来年5月中旬まで。
タカアシガニは、駿河湾や相模湾などの水深200メートル以上の深海に生息している。長い足と紅白のまだら模様が特徴で、大きいものは全長3メートル以上に達することもある。
10日は午後3時頃に漁船が続々と港に戻ってくると、地元の飲食店や卸売業者がタカアシガニを買い取っていった。漁師の男性(43)は、「(漁獲量は)例年よりやや少なかった。海水温が高く不安はあるが、今後に期待したい」と初日を振り返った。
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