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日銀経済動向 「生産」1年ぶり下方修正 半導体不足影響で

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 日本銀行静岡支店が発表した4月の県内金融経済動向は、「持ち直している」とした3月の景気判断を据え置いたものの、生産は「増加している」から「足踏み状態」とし、12か月ぶりに下方修正した。世界的な半導体の不足が県内の製造業にも波及した格好で、新型コロナウイルスの再拡大と共に県内経済のリスク要因となった。

 全体の判断を据え置いたのは、企業の設備投資が盛り返し、小売り分野での個人消費も堅調だったからだ。設備投資については、前月の「下げ止まりつつある」から「持ち直している」に判断を引き上げた。新型コロナの影響で自宅で生活する時間が増える中、高機能家電の需要が伸び、生産体制の強化に向けた投資意欲が高まっている。

 個人消費は前月に引き続き「持ち直している」とした。小売りが引っ張っており、ドラッグストアでは、感染対策の衛生用品に加え、花粉症対策の商品が売れた。食料品や日用品も堅調を維持した。

 一方、生産は、県内の主要産業である自動車関連の悪化を受けて下方修正した。電子制御などで不可欠な半導体が不足し、メーカーは生産調整に迫られた。日銀静岡支店は以前から半導体不足を経済のリスクと指摘してきたが、今回について「一時的なもので過度に悲観する必要はない」とした。

 個人消費でも旅館・ホテルの宿泊数の減少が続いた。東京都などへ3度目の緊急事態宣言が発令されたことで、苦境が一段と深刻になる恐れがある。

 こうした中で、日銀静岡支店の野見山浩平支店長は「設備投資が再び動き出し、コロナ前の高い水準に戻っている。県内の企業が将来に向けて投資を続けていることは心強い」と評価した。

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2026883 0 ニュース 2021/05/03 05:00:00 2021/05/03 05:00:00 2021/05/03 05:00:00

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