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北海道・知床半島沖の観光船事故を受け、国土交通省中部運輸局が管内の旅客船事業者に行っている緊急安全点検で、6事業者に違反事項が確認されていたことがわかった。
同運輸局によると、16日までに点検した25事業者のうち、愛知県1、静岡県5の各事業者で、海上運送法に基づく安全管理規程の違反を確認。管理規程をまとめた書類を船内に備えていなかったほか、運航可否判断を協議した際の記録の一部不備や、決まった場所を航行した際に事務所に連絡する「定点連絡」をしていなかった。指摘を受け、いずれも是正されたという。
同運輸局は「指摘事項のあった業者には、引き続き抜き打ちでの検査・点検も行って注視していく」としている。