東武日光駅SL走る 地域活性の起爆剤に 10月から 女優・門脇さん起用新プロモーションに

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

SL大樹「ふたら」をバックにプロモーションをPRする門脇さん(左)と吉野鉄道事業本部長(5日、東武日光駅で)
SL大樹「ふたら」をバックにプロモーションをPRする門脇さん(左)と吉野鉄道事業本部長(5日、東武日光駅で)

 東武鉄道は5日、今年10月から、東武日光線の下今市―東武日光駅間で蒸気機関車(SL)を運行すると発表した。鬼怒川線(下今市―鬼怒川温泉駅間)に次いで2路線目。日光線のSLの名称は「SL大樹『ふたら』」に決まり、東武日光駅でこの日、へッドマークがお披露目された。

 東武日光駅は、世界遺産「日光の社寺」と奥日光エリアの玄関口で、年間乗降客は約127万人に上る。日光市観光協会など地元関係者は、新たな地域活性化の起爆材としてSL乗り入れを要望していた。

 東武鉄道は、鬼怒川線で運行中のSL大樹に加え、真岡鉄道から同型「C11形」が譲渡されて2台体制が整うことから、東武日光駅への乗り入れを決めたという。

 SL大樹「ふたら」は10月以降に運転を始め、今年度は月1回程度運行する予定。ディーゼル機関車、客車3両など6両編成で、下今市―東武日光駅間7・1キロを17~23分で結ぶ。

 東武鉄道の吉野利哉・鉄道事業本部長は「日光エリアには国立公園があり、首都圏からのアクセスの良さといった潜在能力を生かしながら、新たなSL事業のプロモーションでこの地域をさらに力強くけん引したい」と意欲を見せた。

 「ふたら」の名称は、山岳信仰で知られる男体山のかつての呼び名「二荒山ふたらさん」にちなみ、奥日光の雄大な自然や世界遺産の社寺などの威風堂々とした姿を感じてもらいたいと命名した。ヘッドマークは男体山と、山頂にある大剣をもとにデザインし、「ふたら」の文字は日光市出身の書道家、涼風花さんが揮毫きごうした。

 東武鉄道は5日からSL大樹をメインにした新プロモーション「It’s SLOW time」をスタートした。NHKの大河ドラマ「麒麟きりんがくる」や映画で活躍する女優の門脇麦さんを起用したテレビCMや東武各駅に掲示するポスターなどを通じ、日光・鬼怒川エリアの観光誘客を図る。

 門脇さんは5日、東武日光駅でのプロモーション発表会に出席し、「撮影中に食べたアユの塩焼きがおいし過ぎた。(都会とは)空気が違い、パワーがみなぎってきた」と笑顔を見せ、撮影のエピソードやSL大樹の旅の思い出を披露した。

 新プロモーションはSL大樹の周知と、20~30歳代をターゲットに日常の喧騒けんそうを離れ、SLの旅や日光・鬼怒川エリアでゆっくりとした時間を体験してほしいとの思いで制作したという。

無断転載・複製を禁じます
1390591 0 ニュース 2020/08/06 05:00:00 2020/08/06 05:00:00 2020/08/06 05:00:00 SL大樹「ふたら」をバックにプロモーションをPRする門脇さん(左)と吉野鉄道事業本部長(5日午後、日光市の東武日光駅で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200805-OYTNI50036-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

NEW
参考画像
500円400円
参考画像
ランチでご来店のお客様にジェラートをサービス
参考画像
アクティビティご利用でソフトドリンク1本サービス

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ