読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

埋もれた民話一冊に 益子かたりべの会 第二集を発刊

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

発刊された「益子の民話」を紹介する日渡さん(益子町役場で)
発刊された「益子の民話」を紹介する日渡さん(益子町役場で)

 益子町の民話を語り継ぐ「益子かたりべの会」が11月に、「益子の民話第二集」を発刊した。2014年に「第一集」を発刊しており、会員たちは「これで町内の全ての民話をほぼ収録できた」と喜んでいる。

 同会は、真岡市や市貝町の民話伝承グループに所属していた益子町民が中心になり、当時、県立高校教諭を退職したばかりの日渡君枝さん(70)を代表に10年4月に発足した。

 現在、50~90歳代の男女19人の「語り部」とともに、会場設営などのスタッフ9人、「口演」の合間に歌う童謡唱歌のハーモニカ伴奏を務めるハーモニカスタッフ13人がいる。コロナ禍の今年は2月以降、口演会を開いていないが、昨年までは月1回の定期口演会のほか、年20~30回の出前口演会を開くなど活発に活動してきた。

 第二集は、A5判176ページ。収録した54話のうち「銭の化け物」など16話は、1976年に早稲田大学日本民俗学研究会が採話したもの。また「片葉のあし」など2話は、旧大羽小学校の保護者がまとめた「大羽の昔話」から採った。益子焼の土瓶絵の「速描きの名人」と言われた皆川マスや浜田庄司の少年時代の物語なども収録されている。

 30話を収めた第一集と合わせると収録数は84話に。日渡さんは「埋もれていた民話を収録できたことは今回の大きな収穫」と喜ぶ。それぞれの民話の舞台になった地を訪れてほしいと、第一集の30話分も含めて地図を掲載した。

 町教育委員会がまとめた「ましこの民話 伝説とれきし」や「町史」などに掲載されている物語が基だが、語りやすくするために、「昔 あったと」などで始まり、文末を「~だったと」「~というんだとさ」などの語り口調に変え、「おしまい」で締めくくっている。日渡さんは「身近なところに残る民話を聞くと、温かい気持ちになる。昔の人の教えや歴史を学ぶことができる。これからも大切に語り継ぎたい」と話している。

 1100円(税込み)で道の駅ましこなどで頒布している。郵送にも応じる(送料180円)。問い合わせは日渡さん(0285・72・5745)。

無断転載・複製を禁じます
1673143 0 ニュース 2020/12/04 05:00:00 2020/12/04 05:00:00 2020/12/04 05:00:00 発刊された「益子の民話」を紹介する日渡代表(26日午後2時8分、益子町役場で)=小堀日出春撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201203-OYTNI50050-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)