読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「那須の山の生き字引」大高登さん死去 92歳 山岳救助や安全登山などに長年尽力 

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

9日に亡くなった大高さん。天皇陛下の即位を前に、何度も案内役を務めた登山の思い出を語ってくれた(2019年2月18日、那須町湯本の旅館ニューおおたかで)
9日に亡くなった大高さん。天皇陛下の即位を前に、何度も案内役を務めた登山の思い出を語ってくれた(2019年2月18日、那須町湯本の旅館ニューおおたかで)

 県北の山岳事故で救助活動に当たる那須山岳救助隊の隊長を長年務めた大高登さん(元旅館ニューおおたか代表)が9日、病気のため亡くなった。92歳だった。

 茶臼岳の近くで生まれ育った大高さんは、1962年から那須山岳会に所属。72年に同救助隊が結成されると、86年から2018年まで隊長を務めた。山岳関係者の間では「那須の山の生き字引」と呼ばれるほど、知識が豊富で、当時皇太子だった天皇陛下と雅子さまの登山にも同行した。

 同救助隊の渡部逸郎隊長(73)は「大高さんは激しく変わる那須の気候を経験から察知することができ、その方法を懸命に学んだ」と振り返る。17年3月に起きた那須町での雪崩事故の際は、足を痛めていたが詰め所で現場隊の指揮に当たっていたという。隊員の薄井秀雄さん(79)は「安全な登山の指導にも熱心で、大高さんのおかげで相当な数の命が救われただろう」と悼んだ。

 また、子供の頃からスキーなどを通して付き合いがある那須温泉神社の人見昇三・名誉宮司(85)は「勇敢で人をまとめるのがうまい人だった」としのび、「亡くなる前日(8日)は茶臼岳の山開きだった。今年も無事に開かれたのを見届けて亡くなったのだろう」とつぶやいた。

無断転載・複製を禁じます
2053682 0 ニュース 2021/05/15 11:10:00 2021/05/15 11:10:00 2021/05/15 11:10:00 天皇陛下との思い出を語る大高さん(18日午前11時31分、那須町湯本の旅館ニューおおたかで)=割田謙一郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210515-OYTNI50005-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)