読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

新ホール いまだに不透明

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 徳島市が市立文化センター跡地で進める新音楽・芸術ホール整備は、12月市議会に関連予算が提案され、いよいよ整備が本格化する。構想から四半世紀にわたって迷走したが、今も決して「視界良好」とはいえない。

 旧動物園跡地を前提にした過去の市民会議では大ホール「1200~1000席」が運営しやすいとされ、今回の市民らによる検討会議では「1200席+α」でまとまった。

 だが、市の結論は「1500席程度」だ。白紙になった新町西地区再開発事業でも1500席だった。一流アーティストを呼べる一つのめどだそうだが、規模が増せば費用がかさむ。何のために市民の意見を聞いたのか。再開発と同じてつを踏まないか。取材をしていて、これほど心配がわいた事業も正直珍しい。

 遠藤彰良市長は3日の市議会で「2023年度開館に向け、しっかり取り組む」と述べたが、狭い敷地で目指す機能が実現できるのか、市内のほかのホールとのすみ分けはどうするのか、など不透明なことも多い。財政難の折、赤字にならない運営も求められる。

 市は「文化振興の空白を短くするのが最優先」というが、ホールを建てれば空白が埋まるわけでない。多くの市民が訪れる魅力的な場所に育て、文化・芸術を発展させてこそ成功だ。

 宣言した期日の達成ばかりにこだわると、またことをし損じますよ、遠藤市長。(矢野彰)

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
52109 0 記者から 2018/12/04 05:00:00 2018/12/04 05:00:00

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)