<5>履き心地守る 職人技

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底をゴムに漬けて仕上げる男踊りの足袋(鳴門市で)
底をゴムに漬けて仕上げる男踊りの足袋(鳴門市で)

 ◇男踊り 足袋底にゴム

 阿波おどりを足元で支える足袋。激しい動きの男踊りでは、足袋底に車のタイヤと同じゴムをあしらった専用品が使われる。アスファルトの熱が伝わるのを防ぎ、長時間の練習にすり減りにくくするためだ。ほかにも足への負担を軽くするため、伸縮性があるナイロン素材を使うなど、様々なこだわりが施されている。

 阿波おどり用の足袋はほとんどが手作り。県内では数社が手がけるが、鳴門市の「いづり工業」では、毎年1万足以上を作っている。社長の泉憲司さん(66)が1足ずつ、木製の足型を入れた足袋を液状のゴムに漬ける作業を行っていた。その後、天日干しを経て窯で焼き、強く接着して完成させるという。

 最近は中国やベトナムなど外国製の安い品が出回り、1足約1600~2500円と割高の国産品はやや押されている。それでも泉さんは「阿波おどりは徳島の文化。踊り手に近いからこそ作れるこだわりの履き心地を守っていきたい」と話していた。

 本番まであとわずか。記者が6月から踊りを教わる有名連も追い込みで練習が激しさを増してきた。足袋もすり減り、買い替える際には自分なりに選んでみたい。(浅野榛菜)

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