秘境のレトロバス 再生を

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クラウドファンディングで改修を目指すボンネットバス=四国交通提供
クラウドファンディングで改修を目指すボンネットバス=四国交通提供

四国交通 CFで改修費募る

 四国交通(三好市)は、昭和レトロな雰囲気が残るボンネットバスの大規模改修に乗り出す。半世紀にわたる運行で老朽化が目立っており、クラウドファンディング(CF)で改修費を募っている。

 ボンネットバスは1982年から三好市の景勝地・祖谷渓や大歩危峡を走った定期観光バス「秘境の小便子僧号」。

 66年製という車両の空調設備は扇風機だけだが、運転席から突き出た丸みのあるボンネットや飛び出たバックミラーといった温かみのあるデザインが特徴で、多くの観光客に親しまれてきた。

 故障と修理を繰り返すなか、エンジンが始動しなかったことが決め手となり、昨年11月28日に定期観光バスの運行から引退した。

 ただ、引退を惜しむSNSの投稿や「残してほしい」との声が寄せられ、同社は大がかりな改修を決断した。

 各所に目立つさびや天井の継ぎ目からの雨漏りを修繕するほか、損傷があるエンジンルームは一部部品を交換する。車体は製造時の深い緑と青色に塗り直すといい、来年3月の修理完了を目指す。

 CFの目標額は715万円で、1口3000円~30万円。寄付金額に応じ、オリジナル切手シートや地酒、バスの廃材を用いた支援証明書といった返礼品もある。10万円を寄付した場合、名前を刻印した銘板(縦2センチ、横12センチ)を車内に取り付ける権利がもらえる。

 同社営業部の谷口典久さんは「バスを再生し、これからもぜひ、使いたい」と支援を求めている。

 8月10日まで、CFサイト「レディーフォー」(https://readyfor.jp/projects/yonkoh598)で受け付けている。

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