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美波でウミガメ 住民「感動した」
美波町の大浜海岸で23日、日中にアカウミガメが上陸して産卵する珍しい光景が見られた。
午後1時30分頃、同海岸を訪れた観光客が、砂浜に上陸したカメの姿を見つけ、近くの「日和佐うみがめ博物館」に連絡した。
ウミガメは甲長78センチ、甲幅63センチ、推定体重70キロの小型で、波打ち際から約45メートルの適地に上がるとすぐ穴を掘り、同2時頃に産卵を始めた。20分ほどかけ、ピンポン球サイズの卵を次々と産み落とし、砂地を埋め戻すと同2時50分頃、海に帰って行った。
ウミガメは警戒心が強く、昼間は沿岸にいて、暗くなってから静かな砂浜で産卵するのが通常。産卵が近づき、夜まで待てなかったとみられるという。
4月に東京から移住し、初めて産卵シーンを見た同町の