熱中症 搬送急増83人

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直近1週間 前年比6倍

目立つ高齢者 屋内も注意

 6月27日から今月3日までの1週間に熱中症の疑いで救急搬送された人が県内で83人(速報値)に上り、前年同期の約6倍となっていることが消防庁のまとめでわかった。今年は平年に比べ気温が高い日が多く、救急搬送事案は先月20日以降に急増。高齢者が屋内で発症するケースも目立っている。(平井宏一郎)

 同庁によると、5月1日~6月19日に県内で搬送された熱中症患者は48人で、前年同期(52人)とほぼ同じだったが、6月20~26日は39人となり、前年同期(9人)の4倍以上に急増。同27日~7月3日は前年同期(13人)の約6倍となった。

 今月3日までの今年の搬送者(177人)では、65歳以上の高齢者が最多の98人で全体の55%を占めた。7歳~18歳未満も21%(37人)いた。

 発症場所で最も多かったのは「住居」(敷地内含む)の61件(34%)。道路29件(16%)、教育機関27件(15%)と続いた。

 鳴門市大麻町では6月29日午前10時前、住宅で男性(89)が倒れているのが見つかり、熱中症で救急搬送されたが、死亡が確認された。男性は一人暮らしで発見時、冷房は使用していなかったという。

 高齢になると、体内の水分が不足しがちになり、発汗による体温調節機能が低下し、のどの渇きも自覚しにくくなる。室内でクーラーなどの冷房機器の使用を我慢したり、控えたりすると気付かぬうちに熱中症になる恐れがある。

 今年は、6月28日に四国地方が梅雨明けしたとみられるとの発表があり、早くから気温の高い日が続いている。

 徳島地方気象台の予報では、今月18日までの徳島市の最高気温は平年より高い34~32度となる日が多い。最低気温も25、24度と、夜も気温が下がらない見通しだ。

 消防庁は「部屋の温度をこまめにチェックし、室温が28度を超えないようエアコンや扇風機を上手に使ったり、喉が渇いていなくてもこまめに水分補給したりして予防に努めてほしい」と注意を促している。

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