熊谷守一油絵や墨絵100点 豊島 「作品から人柄感じて」

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「時代に寄って違う作品の特徴を楽しんでほしい」と語る熊谷榧さん
「時代に寄って違う作品の特徴を楽しんでほしい」と語る熊谷榧さん

 孤高の画家として知られた熊谷守一(1880~1977年)の作品を集めた豊島区立熊谷守一美術館で、恒例の開館記念展が開かれている。6月30日まで。

 熊谷は1900年に東京美術学校に入学。洋画家の黒田清輝らの指導を受けた。強調された輪郭線と大胆な色遣いが特徴で、32年から亡くなるまでの40年以上にわたって同区千早の自宅兼アトリエで創作活動を続けた。世俗のことには無頓着で、67年には文化勲章に内定したが辞退。「仙人」とも評された。

 同館は85年5月、自宅兼アトリエの跡地に開館。毎年この時期に記念展を開催している。

 今年は、通常は貸しギャラリーとしているスペースも使い、油絵や墨絵など約100点を展示。所蔵作品だけでなく、出身地の岐阜県中津川市にある「熊谷守一つけち記念館」と、「愛知県美術館」から21作品を借りた。

 初期の油絵や晩年に描いたとされる書や墨絵も展示されており、生涯を追いながら作品を楽しむことができる。次女で館長の熊谷かやさん(90)は「作風が出来上がる過程の作品も特徴がある。作品を通して、モリ(熊谷守一)の人柄を感じてほしい」と話している。

 一般700円、高校・大学生300円、小・中学生100円、小学生未満無料。月曜休館。問い合わせは熊谷守一美術館(03・3957・3779)へ。

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586553 0 ニュース 2019/05/17 05:00:00 2019/05/17 05:00:00 2019/05/17 05:00:00 「時代に寄って違う作品の特徴を楽しんでほしい」と語る榧さん(11日午後2時54分、豊島区千早で)=蛭川裕太撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/05/20190516-OYTNI50043-T.jpg?type=thumbnail

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