停電の千葉へ支援届け 都や板橋区が物資 職員、給水車も派遣

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支援物資をトラックに積み込む板橋区危機管理室の職員ら(11日午後3時46分、板橋区役所で)=波多江一郎撮影
支援物資をトラックに積み込む板橋区危機管理室の職員ら(11日午後3時46分、板橋区役所で)=波多江一郎撮影
君津市役所1階に設けられたスマートフォンのバッテリー充電コーナー(11日)
君津市役所1階に設けられたスマートフォンのバッテリー充電コーナー(11日)
体調が優れない人向けの特別避難所(11日、君津市の市生涯学習交流センターで)
体調が優れない人向けの特別避難所(11日、君津市の市生涯学習交流センターで)

 台風15号の影響で千葉県内では11日も大規模な停電が続いており、都内の自治体が次々と支援に乗り出している。水や非常食の米、ブルーシートなどの支援物資を届けているほか、都は職員や給水車を派遣。現地で活動した職員は「思ったより深刻。まだまだ支援が必要な状況」と話している。

■「一刻を争う事態」 板橋区は11日、停電が続く千葉県鴨川市に水1680リットルや、お湯などを注ぐだけで食べられる非常食のアルファ米とクラッカーを7000食ずつ、ブルーシート320枚といった支援物資を送った。

 同区は鴨川市と災害時相互援助協定を結んでおり、区には同日午前11時半過ぎ、同市から「水や食料などの物資を調達したいので、送ってくれないか」と要請が入ったという。

 職員らはその後、学校に備蓄してあった物資などを集め、区役所前でトラックに載せる作業に汗を流した。同区危機管理室の田中一誉かずたかさん(49)は「一刻を争う事態なので素早く物資を現地に届け、役立ててもらいたい」と話し、夕方、現場に向かった。

■冷房利かず 港区も11日、千葉県君津市に飲料水2000リットルやアルファ米1万2000食、ブルーシート250枚などの支援物資を送った。

 同市に物資を届けた港区防災課の女性職員(25)によると、同市内では停電で信号の一部が機能しておらず、コンビニなどの店舗は閉店している所も目立ち、ガソリンスタンドには長蛇の列ができていた。

 市役所では防災無線で市民に情報提供をしているが、非常用電源の燃料がなくなる恐れもあるという。市民向けにスマートフォンのバッテリー充電コーナーなども設けている。

 女性職員は「現地は冷房も利かず非常に蒸し暑く感じる。住民の皆さんの体力も限界が近づいている。まだまだ支援が必要な状況だと思う」と訴えた。

■大島・新島でも 都は11日、断水被害が発生した千葉市に水道局の職員6人と給水車2台などを派遣。老人ホームなどで給水作業を行うという。都は9~10日にも千葉県東金市に給水車を出した。

 一方、都内でも島嶼とうしょ部の大島町と新島村の一部で11日午後3時時点でも停電や断水が解消されていないという。都教育委員会によると、大島町の都立大島海洋国際高校(221人)では、校舎の窓ガラス約180枚が割れたり、体育館の屋根が一部はがれたりした。寄宿舎にも被害があり、復旧のめどが立っていない。

 このため、同高は島外出身の生徒194人に当面の間、自宅での学習を指示し、全員が島を出たという。

支援物資をトラックに積み込む板橋区危機管理室の職員ら(11日午後3時46分、板橋区役所で)=波多江一郎撮影

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790352 0 ニュース 2019/09/12 05:00:00 2019/09/12 05:00:00 2019/09/12 05:00:00 支援物資をトラックに積み込む板橋区危機管理室の職員ら(11日午後3時46分、板橋区役所で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/09/20190911-OYTNI50036-T.jpg?type=thumbnail

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