世田谷区PCR拡充構想 300件から3000件に 人員、財源・・・課題多く

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 世田谷区の保坂展人区長が4日、日本記者クラブ(千代田区)で記者会見し、新型コロナウイルスのPCR検査を現状の1日当たり最大約300件から、3000件程度に拡充する方針を明らかにした。いつでも、どこでも、何度でも受けられる「世田谷モデル」を目指す考えだという。

 保坂区長によると、医療、介護、保育など人との接触が避けにくく、生活の維持に不可欠な仕事をする「エッセンシャル・ワーカー」が定期的に検査を受けられるようにし、将来的には誰でも受けられる態勢を整える。

 ただ、検体採取や陽性者の聞き取り調査をする人員の確保、財源など実現に向けた課題は多いという。保坂区長は、保健所職員の負担を減らすために一部の保健所業務を民間委託する可能性に言及し、財源については「国や都に働きかけると同時に、区の取り組みを応援する方々にぜひ寄付をお願いしたい」と訴えた。

 PCR検査への区民の関心は高く、「世田谷モデル」構想を知った区民から、「いつ検査を受けられるのか」といった問い合わせが区役所や区医師会などに相次いでいる。検査実務を担う検査センターや保健所は人員不足に陥っており、区内の医療関係者からは、検査数増加の実現性を疑問視する声も上がる。ある区議は「議論が深まらないうちに構想だけを発表してしまった。もう少し丁寧に説明してほしい」と指摘する。

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1387705 0 ニュース 2020/08/05 05:00:00 2020/08/05 05:00:00 2020/08/05 05:00:00

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