自動運転タクシー出発 5G活用、新宿で実証実験
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自動運転技術の開発に取り組む「ティアフォー」(名古屋市)など5社が5日、新宿区内で高速・大容量通信規格「5G」を活用した自動運転タクシーの実証実験を始めた。
5Gを活用すると大量の情報を高速で送受信できるため、遠隔監視による自動運転がスムーズに実現できる。この日の実験では、離れたビルから監視されたタクシーが、運転席を無人にしたまま西新宿地域の公道を実際に走行。来賓として後部座席に同乗した都の宮坂学副知事は「乗り心地に全く違和感がなく、安心感があった」と振り返っていた。
実証実験は8日まで続けられる。ティアフォーの創業者でもある加藤真平・最高技術責任者は「将来的には自動運転タクシーの事業化を目指したい」と話した。
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