シャンシャン「街の看板」 返還前感謝のトークショー
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年末で中国へ帰ることになっている上野動物園(台東区)のジャイアントパンダ「シャンシャン」(メス3歳)への感謝の気持ちを込めたトークショーが4日、おかちまちパンダ広場(台東区)で開かれ、上野動物園の福田豊園長と上野観光連盟の二木忠男理事長が、シャンシャンの誕生から現在までの思い出を語った。
シャンシャンは2017年6月12日、リーリー(オス15歳)とシンシン(メス15歳)の間に誕生した。
誕生間もない頃について、福田園長は「最初の3か月ぐらいは24時間体制で見守った」と振り返った。二木理事長は「シャンシャンの誕生で街中が大変な盛り上がりだった。シンシンとの親子のふれあいは非常にほほえましく、街の看板だった」と語った。
トークショーにはシャンシャンのファンら約150人が参加。ステージ横の大型スクリーンでは、シャンシャンの成長の記録を編集した映像も上映された。