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都は14日、新型コロナウイルスの宿泊療養施設で「深川めし」(東京都)などの人気駅弁を提供すると発表した。単調になりがちな施設内での食事を少しでも楽しめるようにし、施設療養者を増やす狙いがある。
都によると、提供されるのは、深川めしのほか、「牛肉どまん中」(山形県)、「炭火焼牛たん弁当」(宮城県)、「鯛めし」(神奈川県)の計4種類。16日からで、週1回のペースで振る舞われる。今後、日本航空の機内食や、日本料理店「なだ万」の仕出し弁当なども提供予定という。
都内の感染状況を経路別にみると、家庭内感染が半数を占めている。都は、家族にうつさないよう感染者に施設療養を求めているが、入所者は約2300人(13日現在)で、自宅療養者(3874人)を下回る。担当者は「入所者からは元々、『食事を楽しみにしている』という意見が寄せられていた。より楽しめるようになれば、施設を選ぶ人も増えるのではないか」としている。