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新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりに開かれた照姫まつりの目玉行事「照姫行列」
新型コロナウイルスの影響で、3年ぶりに開かれた照姫まつりの目玉行事「照姫行列」
都立石神井公園の野外ステージでは、舞台演技「照姫伝説」など様々な催しが行われた
都立石神井公園の野外ステージでは、舞台演技「照姫伝説」など様々な催しが行われた
恒例のチャンバラ合戦は中止となったものの、子どもたちは流鏑馬と射的を組み合わせたゲームを楽しんだ
恒例のチャンバラ合戦は中止となったものの、子どもたちは流鏑馬と射的を組み合わせたゲームを楽しんだ
自作のスポンジ製刀を持って駆け回る子どもたち
自作のスポンジ製刀を持って駆け回る子どもたち
三宝寺池近くに今も残る「姫塚」
三宝寺池近くに今も残る「姫塚」

 都立石神井公園(練馬区)の周辺で4月24日、古くからこの地に伝わる「照姫伝説」にちなんだ照姫まつりが開かれた。新型コロナウイルス禍で一昨年、昨年と2年続けて中止となり、35回目となる今年は3年ぶりの開催となった。

 群雄が割拠した戦国時代の初期、太田道灌との戦いに敗れた石神井城主の豊島泰経は、家宝の「金の 乗鞍のりくら 」とともに馬にまたがり、城近くの三宝寺池に身を沈めたと伝わる。伝説の主人公で娘の照姫も父の後を追い、あわれんだ道灌が築いた塚が「姫塚」と呼ばれるようになった。そばに立つ老松から池の底を見ると、金の鞍が輝いて見えるのだという。

 まつりでは、時代装束や 甲冑かっちゅう に身を包んだ約100人が、商店街など一帯の約3キロを練り歩く「照姫行列」が最大の見どころとなっている。沿道にはこの日、まつりを待ちわびた人たちが集まり、大声を出さずに拍手を送って行列の復活を喜んだ。公募で照姫役に選ばれた練馬区の大学生片山亜樹さん(18)は、「小さい頃から参加していたので、照姫になることができてとても幸せ」と笑顔を見せた。

 新型コロナの感染対策として、大人数が参加して毎年恒例となっていたチャンバラ合戦が取りやめとなったが、 流鏑馬やぶさめ と射的を組み合わせたゲームや、スポンジでオリジナルの刀をつくるワークショップが子どもたちの人気を集めた。

 家族で訪れた同区の間中秀一君(7)は「流鏑馬射的は少し難しかったけれど、最近は外でのイベントがほとんどなかったので、とても楽しかった」とうれしそうに話し、会場では久しぶりのイベントを楽しむ人たちの笑顔の輪が広がっていた。

(文と写真 木田諒一朗)

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