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フクロウがデザインされた警視庁池袋署の東池袋交番
フクロウがデザインされた警視庁池袋署の東池袋交番
「豊島ふくろう・みみずく資料館」に掲げられた地図。豊島区の形が羽を広げたフクロウによく似ている
「豊島ふくろう・みみずく資料館」に掲げられた地図。豊島区の形が羽を広げたフクロウによく似ている
池袋で待ち合わせの定番スポットになっている「いけふくろう」像
池袋で待ち合わせの定番スポットになっている「いけふくろう」像
区のキャラクター「としまななまる」をモチーフにした池袋駅前郵便局のポスト
区のキャラクター「としまななまる」をモチーフにした池袋駅前郵便局のポスト

 交番の壁に描かれた大きなフクロウ、フクロウを模したキャラクター「としま ななまる」を使った郵便ポスト――。都内屈指の繁華街である豊島区の池袋周辺を歩いていると、あちこちでフクロウをモチーフにしたオブジェなどを見かける。

壁なき対局

 区とフクロウとの関係は古く、区文化観光課によると池袋の「ブクロ」とフクロウの発音が似ていたことに加え、1987年にはJR池袋駅の地下通路に待ち合わせの目印として、石像の「いけふくろう」が設置されたことが大きいという。

 そして2004年、フクロウ関連の置物や彫刻、絵画を展示した「豊島ふくろう・みみずく資料館」が開設されると、さらに「豊島区=フクロウ」のイメージが広まった。同館に掲示されている区の地図を見ると、区の輪郭は羽を広げたフクロウそっくり。両者の浅からぬ因縁を感じてしまう。

 「『かつて池袋には池があって、その周辺にフクロウが生息していた』という話を聞いたことがありますよ」と話すのは、西池袋で「あうるぱーくフクロウカフェ池袋」を経営する小林照明さん(51)。生まれも育ちも豊島区だ。店内では25羽のフクロウたちが来店客と楽しそうに戯れる中、小林さんは「残念ながら池袋で野生のフクロウは見たことはない」と笑うが、豊島区とフクロウとの関係は、さらに過去へとさかのぼっていくのかもしれない。

 コロナ禍を受けたまん延防止等重点措置が解除されて約3か月がたつ東京。まだまだ感染防止の備えは欠かせないが、たまには街と「フクロウ」が紡いできた歴史に思いを寄せながら散策を楽しむのも一興だろう。

(写真と文 桐山弘太)

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