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参院選の投票に役立ててもらうため、早大マニフェスト研究所(新宿区)は、主要政党のマニフェスト(公約集)や主張政策を比較できる特設サイトを公開している。課題ごとに各党の訴えを見比べることができるのが特徴で、同研究所は「『何となく』で投票先を決めるのでなく、政策をしっかりと見極めた上で投票所に足を運んでほしい」と呼びかけている。
サイトは「 #くらべてえらぶ 参院選2022マニフェスト比較 」。同研究所は2004年、衆院議員や三重県知事を務め、「マニフェスト」を浸透させたことでも知られる北川正恭・早大名誉教授が設立した。地方自治体の施策や議会改革の取り組みなどを調査しているほか、国政選挙では各党のマニフェストを比較、分析し、一覧表にして公表してきた。
新設した特設サイトでは、一覧表に加え、「新型コロナウイルス感染症対策」「憲法改正」「外交・安全保障」といった21項目のテーマを選択すると、各党のマニフェストなどの中で該当する部分のみを表示できるようになっている。
政策の具体性や実現可能性、理念など、同研究所が重視する5項目を10点満点で採点した結果と評価も載せている。
同研究所ローカル・マネジャーの山内健輔さん(27)は「新設サイトでは特に見やすさを重視した」と説明し、「まずは自分の関心があるテーマから見てもらい、各党の政策を深掘りして投票先選びに生かしてほしい」と話している。