生涯学習の成果地図に 八王子のNPO

[読者会員限定]
無断転載禁止
メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 生涯学習の案内役を務める八王子市民でつくるNPO法人「八王子生涯学習コーディネーター会」(大倉弘美理事長)が、郷土の自然や遺跡などを紹介する「八王子生涯学習総合マップ」を作った。関係者から聞き取った話や新たに撮影した写真などを載せている。実際に現地を訪れるよう促し、理解を深めてもらう狙いだ。

 マップでは、「学習施設」「文化財」「史跡・旧跡・遺物」「水と緑」「戦禍・戦跡」の5テーマに分類し、美術館や神社などの住所や最寄り駅を記している。戦跡などについては、戦時中の状況なども説明している。

 NPO法人の会員は、50歳代から80歳代の約40人。生涯学習の手助け役を育成する市教育委員会主催の講座に参加、修了した人たちだ。市主催の生涯学習イベントなどで裏方として活動してきたが、会員の間から「これまで学んだことを形にして表に出したい」と声が上がり、学びの成果をマップに反映することにした。

 会員は昨年5月ごろから、手分けして史跡などの現場に赴き、関係者を「取材」した。真夏の暑さを避けるために曇天の日を選んで出かけるなど、無理をしないことを心がけたという。

 同市台町の寺院・信松院では、秘宝「木造松姫坐像ざぞう」を間近で撮影し、マップに掲載した。松姫は戦国武将・武田信玄の四女。坐像は普段、公開していないといい、会員らは住職と交渉し、撮影や掲載の同意を得た。

 新たな発見もあった。「水と緑のマップ」で市内の巨樹や古木を掲載する際、市の天然記念物に指定されていない巨木を8本確認した。市教委に指定候補木として報告したという。

 NPO法人の進藤はじめ・前理事長(76)は「生涯学習の手助けになるとともに、コーディネーター役の仲間を増やすことにつながれば」と話している。

 マップは1500部。2月中旬頃までに市内の小中学校、生涯学習センター、図書館、市民センター、市事務所に置き、希望者に配布する。無料。NPO法人のホームページ(http://lifestudy802.starfree.jp/shogaigakusyumap.html)からダウンロードすることもできる。

 問い合わせは進藤前理事長(042・663・0068)へ。

423506 1 ニュース 2019/02/05 05:00:00 2019/02/05 05:00:00 2019/02/05 05:00:00

アクセスランキング

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ