感震ブレーカー無料支給 瑞穂町、高齢者に

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分電盤用のブレーカー(右)とコンセント用のブレーカー
分電盤用のブレーカー(右)とコンセント用のブレーカー

通電火災防止狙う

 瑞穂町は高齢者などを対象に、大地震の際に自動的に電気を止める「感震ブレーカー」の無料支給を始めた。地震に伴う「通電火災」を防ぐ狙いだ。

 通電火災は、地震で停電して住民が避難した後、無人の家屋で送電が復旧した時に起きる可能性がある。住民が暖房など電気製品の電源を入れたまま避難していた場合、通電によって製品が再び稼働。倒れてきていた家具などに引火したり、破損した電気配線がショートしたりする恐れがある。

 内閣府によると、電気に起因する火災は多発している。阪神大震災では、原因が判明した火災の61%、東日本大震災では65%を占めた。特に通電火災が多かったという。

 町が支給するのは、分電盤に設置して世帯の電気を全て遮断するタイプと、コンセントにつなげた機器への通電だけを遮断するタイプの2種類。いずれも震度5強以上の地震で作動する。コンセントのタイプは、電気ストーブなど火事の原因になりやすい機器の緊急停止に向いているという。

 町内に住む65歳以上の世帯や、身体障害者手帳(1~2級)などの交付を受けている人がいる世帯を対象とする。1世帯で1個、どちらかのタイプを選んでもらう。自分で取り付けられない人からの相談も受け付ける。

 町によると、無料支給の制度を導入するのは多摩地域の自治体では3番目。町内には対象世帯が約400あり、町の担当者は「できるだけ多くの世帯に配って、震災に備えて安心して生活してもらえるようにしたい」と話している。

 希望者は申請書に記入して、高齢者世帯は町の高齢課、障害者の世帯は福祉課に提出する。用紙は両課で配布する。町のホームページからダウンロードすることもできる。

 問い合わせは高齢課(042・557・7623)、福祉課(042・557・0574)へ。

489703 1 ニュース 2019/03/15 05:00:00 2019/03/15 05:00:00 2019/03/15 05:00:00 (左から)分電盤用とコンセント用の感震ブレーカー https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/03/20190314-OYTNI50032-T.jpg?type=thumbnail

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