ハンデ 音楽と越えていく 重複障害者で結成「光バンド」

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14日、日野でコンサート

本番に向けて練習を重ねる高橋さん(手前)ら光バンドのメンバー(日野市の東京光の家で)
本番に向けて練習を重ねる高橋さん(手前)ら光バンドのメンバー(日野市の東京光の家で)

 複数の障害がある重複障害者でつくる「光バンド」が14日、日野市民会館(日野市神明)でコンサートを開く。メンバーは、日野市内の障害者施設「東京光の家」で生活する男女10人。本番に向けて、熱のこもった練習を続けている。

 8月下旬、施設内の音楽室に集まったメンバーは、プロの音楽家の指導で、米映画「天使にラブ・ソングを2」の挿入歌「Oh Happy Day」などを合わせた。ドラムとピアノのほかは、電子ピアノでベースやギター、弦楽器などの音を再現する。この日は、曲中でボーカルやコーラスが入るタイミングなどを耳で聴いて覚えた。ギターを担当する井沢栄次さん(49)は「本番が近づき、みんな気合が入ってきています」と話す。

 光バンドは1989年6月、光の家で自立に向けた生活を送る高橋正秋さん(51)を中心に結成された。高橋さんは視覚障害と知的障害、自閉症の重複障害者で、16歳の時に光の家に入所した。施設には他にも音楽に興味のある入所者がいたため、職員の提案でバンドが作られたという。

 当初は高橋さんの名前から、「正秋バンド」として活動していたが、次第に仲間も増え、実力も上がってきたため、2014年に光バンドと名前を変えた。バンド結成以降、全国各地で300回近くのコンサートを開催。最近は来年に東京パラリンピックを控え、日野市や多摩市の小中学校からの依頼もあるという。

 14日のコンサートでは、稲城市や世田谷区を拠点に活動する子どものゴスペルグループ「エバーグリーン・クワイアー」などとの共演もある。高橋さんは「地域の皆さんに聴いてほしい。息を合わせて演奏したい」と意気込む。

 コンサートは午後3時開演。チケットは2000円で、一部が日野市社会福祉協議会に寄付される。チケットの申し込みと問い合わせは、東京光の家(042・581・2340)へ。

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777542 0 ニュース 2019/09/04 05:00:00 2019/09/04 05:00:00 2019/09/04 05:00:00 本番に向けて練習を重ねる高橋さん(中央)ら光バンドのメンバー(日野市の障害者福祉施設「東京光の家」で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/09/20190903-OYTNI50014-T.jpg?type=thumbnail

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