中1自殺 第三者委設置へ 昭島市教委
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いじめ・学校対応調査
2017年に昭島市の市立中学1年の女子生徒が自殺した問題で、同市教育委員会の山下秀男教育長は25日、市議会の厚生文教委員協議会で、いじめと自殺の因果関係や、学校側の対応を調べる第三者委員会を設置する方針を明らかにした。
市教委は22日、女子生徒の遺族から、第三者委の設置を求める申し入れ書を受け取っていた。
山下教育長は同協議会で、「第三者委を設置のうえ、調査を行う方向で適切に対応する」と述べた。設置の時期には言及しなかった。
山下教育長は同協議会後の取材に対し、「迅速に対応しなければいけないと思っている」と話す一方、学校側の対応については「家族の意向に沿っていたものと認識している」とした。
市教委によると、女子生徒は17年10月20日に自殺を図り、12月に死亡した。同年6月に実施された学校生活に関するアンケートでは、「悪口を言われたことがある」と回答していた。
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