「0円空き家」譲渡仲介

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

0円空き家バンクに登録された奥多摩湖沿いの物件(奥多摩町で)
0円空き家バンクに登録された奥多摩湖沿いの物件(奥多摩町で)

奥多摩町がバンク制度

 奥多摩町は今年度から、ただでも手放したい空き家を登録する「0円空き家バンク」制度をスタートさせた。これまでに3軒の登録があり、6月末から町ホームページで紹介している。

 この制度は、空き家を無料でも譲りたい人と、古くて不便な家や土地でも欲しいという人を、ネットを利用して仲介する仕組み。放置家屋を減らすとともに、別荘として使う人などを町に呼び込む狙いがある。

 人口減と高齢化に悩む町はこれまでも、宅地を開発して手頃な価格で分譲したり、22年間定住すれば無償で譲渡する月額使用料5万円ほどの「子育て応援住宅」を新築したりして、移住・定住を図ってきた。賃貸や売却を仲介する「空き家バンク」や、45歳以下の夫婦などに特化した「若者用空き家バンク」なども設け、町内に約480軒ある空き家の利活用も促してきた。

 だが、空き家の中には、古すぎて賃貸や売却に適さなかったり、便が悪くて移住希望者に勧められない物件もあった。所有者の転居などで放置されたままの空き家もあり、防犯や防災面から解消が求められている。

 一方で、無償でも処分したい意向を持つ所有者が少なくないことが、所有者への調査を通じてわかってきたという。そこで町は、空き家を手放したい所有者と譲り受け希望者をつなぐ「0円空き家バンク」を新設した。

 同バンクの仕組みは、所有者が空き家の場所や土地と建物の面積、間取り、利用状況などを記した登録カードを提出。町はカードを基に、ホームページで概要と物件の地図、写真を公開し、連絡先などの登録を済ませた譲り受け希望者との連絡調整を行う。譲渡契約などには関与しない。

 所有者の登録は、30年空き家だった奥多摩湖沿いの木造住宅や、放置年数不明の山道沿いの物件など、これまでに3件。譲り受け希望者は10人余が登録している。

 町若者定住推進課の担当者は、「別荘やアトリエ、倉庫などの用途もあり、取り壊してログハウスを造ることも考えられる。町外の人が町に来るきっかけになってほしい」と話している。

無断転載・複製を禁じます
1334582 0 ニュース 2020/07/11 05:00:00 2020/07/11 05:00:00 2020/07/11 05:00:00 0円空き家バンクに登録された奥多摩湖沿いの物件(政治家のポスターが判別できない大きさで使ってください) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200710-OYTNI50017-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

一緒に読もう新聞コンクール

新着クーポン

NEW
参考画像
ランチでご来店のお客様にジェラートをサービス
NEW
参考画像
600円300円
NEW
参考画像
アクティビティご利用でソフトドリンク1本サービス
NEW
参考画像
ご宿泊のお客様の夕食時に地酒(お銚子)またはソフトドリンク1本サービス

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ