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瑞穂・長岡さん企画展 太陽系や星雲24作品
瑞穂町のアマチュア天文家の長岡薫さん(52)が自宅から撮影した美しい星の写真を紹介する企画展「瑞穂の天体写真」が、同町郷土資料館「けやき館」で開かれている。
企画展では、木星や土星、月面のクレーターなどの太陽系の天体をはじめ、赤い三角形の星雲の中に、飾りのように星が輝いている様子からその名がある「クリスマスツリー星団」、ハート形の「ハート星雲」など、ユニークで色鮮やかな星々の姿をとらえた力作24点が並ぶ。
長岡さんは小学生の頃から星空に興味を持ち、学業や仕事の合間に天体写真の撮影を続けてきた。空気の澄んだ場所に足を運んで撮影することもあったが、現在は自宅屋上から、長時間露光などを使っての撮影が中心になっているという。長岡さんは「遠征は天気との兼ね合いもあるし、自宅からでも天体写真を楽しむ方法はある」と話す。
会場にはほかに、長岡さんが瑞穂町から撮った写真が掲載された天文雑誌や、宇宙探査の歴史を紹介する解説パネルなども展示している。同館は「天体に興味を抱いて、大宇宙に思いをはせてみてほしい」と話している。
入館無料で2月6日まで。問い合わせは同館(042・568・0634)。