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昭和記念公園 写真など200点変遷紹介
国営昭和記念公園(立川、昭島市)の来園者が今年4月に1億人を突破したことを記念し、同公園の歩みを振り返る企画展が、同公園花みどり文化センターで7月3日まで開かれている。
陸軍立川飛行場として使われていた同公園の土地は、第2次世界大戦後、米軍に接収された。日本への返還が決まると、跡地利用で市街地整備計画などと共に、昭和天皇在位50年の記念事業として公園整備が決まり、1983年にオープンした。
会場には、同公園ができる前の飛行場や、公園整備のために滑走路を取り壊す様子などを撮影した写真をはじめ、開園記念で立川市内の商店街に掲揚された真っ赤な旗や記念入場券といった、写真パネルや記念品など約200点が展示されている。
来場者の推移や公園整備の変遷を紹介する展示では、開園時に現在の約4割だった公園の面積が、水量約8万トンの人工池を抱える水鳥の池や、日本庭園などの整備を経て次第に拡張し、現在の姿になっていった足取りがわかる。
過去に開催したイベントのチラシや美しい花々の写真なども紹介しており、同公園管理センターは「昔から公園を知る人にも、初めての人にも魅力が伝わる展示なので、足を運んでほしい」と話している。
入場無料。問い合わせは同センター(042・528・1751)。