自動運転バス 走行実験

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走行実験に使われる自動運転バス(八頭町提供)
走行実験に使われる自動運転バス(八頭町提供)

 ◇3、4月八頭町営路線 東京の企業と共同

 ◇高齢者の足に/ドライバー不足解消

 八頭町が3、4月、大手通信会社ソフトバンクの関連会社と共同で、町営バス路線を使って「自動運転バス」の走行実験を行う。県内初の試みで、町は高齢者らの生活の足の確保や、運転手不足によるバス路線縮小などの問題を解消する手段になると期待。2020年の実用化を目指す。(中村総一郎)

 自動運転バスは、車両のカメラやセンサーなどで周囲の状況を感知。全地球測位システム(GPS)の位置情報も活用し、アクセルやブレーキ、ハンドル操作を自動制御して走行する。

 今回の実験は、自動運転バスのシステムを開発した「SBドライブ」(東京都港区)と町が連携して実施する。両者は16年5月、自動運転バスの事業化に向けた協定を結び、町営バス利用者らを対象にしたニーズの調査を行うなど共同で研究と準備を進めてきた。

 実験期間は、3月23日~4月5日。町営バス路線の一部区間にあたるJR郡家駅(八頭町郡家)から大江ノさと自然牧場(同町橋本)までの7・2キロで運行する。車両は町営バスと同型で、運転手も乗り込み、往路は自動運転で、復路は手動運転に切り替えるという。

 SBドライブは3月初め、車両を町に持ち込み、実験ルートに合わせた自動運転システムの設定を行う予定。JR郡家駅には、遠隔監視用の機器も設置する。

 バスの速度は、町営バスよりも遅い時速30キロ~40キロで、所要時間は片道23分。県立八頭高前のバス停では、乗降はできないが、停車実験を行い、道中には踏切や直角に曲がるカーブもある。非常時やGPSの位置情報を取得しにくい場所などは、手動運転で対応する。

 川西美恵子・町企画課長兼地方創生室長は「今回の実験後もSBドライブと共同研究を継続し、実用化を目指す。自動運転バスの導入で、町営バス路線を維持するだけでなく、運行ルートを広げて利便性を高められれば」と語る。

 町は2月1日から、自動運転バスの試乗希望者計700人を募集する。日程は、実験初日を除く3月24日~4月5日。1日6便で、1便の定員は9人。JR郡家駅前から乗車し、大江ノ郷自然牧場で降車するか、そのまま乗り続けて郡家駅まで戻るか選択できる。運転手と説明員各1人も乗り込む。試乗は無料で、応募多数の場合は抽選。問い合わせは町地方創生室(0858・76・0213)。

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414502 0 ニュース 2019/01/31 05:00:00 2019/01/31 10:41:23 2019/01/31 10:41:23 八頭町内の走行実験に使用される自動バス(八頭町提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2019/01/20190130-OYTNI50060-T.jpg?type=thumbnail

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