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鹿肉料理 若桜でどうぞ

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トマトソースで味つけした「鹿肉ハンバーガー」(若桜町若桜のやまね屋で)
トマトソースで味つけした「鹿肉ハンバーガー」(若桜町若桜のやまね屋で)

ステーキなど3店

低カロリー 女性に人気

 獣肉の解体処理施設がある若桜町で、鹿肉料理を提供する店が今年に入って増えている。若桜町若桜の3店がステーキやハンバーガーなどを提供。脂肪の少ない鹿肉は低カロリー、高たんぱくの食材で、毎週食べに来る人もいる。各店では「珍しい鹿肉料理を若桜町までぜひ食べに来てほしい」と呼びかけている。(脇孝之)

 夏から提供を始めたのは、町役場すぐの料理店「ふる~る」。解体処理施設の関係者から「うちの鹿肉はやわらかくておいしい。地元でとれる食材を使ってほしい」と勧められた。

「ふる~る」の「鹿肉ステーキ定食」
「ふる~る」の「鹿肉ステーキ定食」

 定食の「鹿肉ステーキ」(税込み700円)は、鹿のヒレ肉が数枚(約90グラム)あり、卵焼きやきんぴらゴボウなどのおかず3品付き。鹿肉は淡泊な味わいで臭みがない。追加料金で肉を増量できるという。

 店長の清水雅恵さん(68)は「鳥取市内や八頭町から毎週来る人もいる。ヘルシーなので頼むのは女性のお客さんが多い」と話す。

 若桜鉄道・若桜駅前にあるのはレストラン・土産物店「yamaneya(やまね屋)」。3月から「ジビエハンバーグ定食」(同900円)と「鹿肉ハンバーガー」(同500円)を出し始めた。

 定食には70グラムのハンバーグを2個、ハンバーガーには110グラムのパテを使う。ハンバーガーはチーズやレタス、大根などをはさんでトマトソースで味つけ。

 経営者の山根裕治さん(34)は「鹿肉は赤身で脂肪分が少なく、さっぱりした味に仕上げた。週に2、3回、ハンバーグを食べに来る人がいる」と語る。ハンバーグ定食は3割、ハンバーガーは1割ほどの客が頼むという。

「道の駅 若桜 桜ん坊」の「鹿すき丼」
「道の駅 若桜 桜ん坊」の「鹿すき丼」

 国道29号沿いの「道の駅 若桜 桜ん坊」では、薄切りの鹿肉を甘く味つけした「鹿すき丼」(同700円)や鹿肉チャーシューを2、3枚のせた「鹿ラーメン」(同600円)、鹿肉を使ったカレー(同850円)を食べられる。カレーはフランス料理の佐々木康二シェフが監修したという。

 近年は狩猟者の高齢化や耕作放棄地の広がりなどに伴い、全国的に鹿の生息地が拡大しているとされる。農作物を食い荒らす「食害」が問題化し、県内でも捕獲頭数が増加傾向にある。そこで、捕らえた野生の鹿を「ジビエ料理」の食材とする取り組みが注目を集めている。

 若桜町の獣肉解体処理施設「わかさ29にく工房」は、若桜、八頭両町で農林業被害を防ぐために捕獲した新鮮な鹿とイノシシを野獣の肉(ジビエ)として処理する。昨年度は約2700頭の鹿を受け入れた。昨年7月には適切な衛生管理などを行う施設として「国産ジビエ認証」を取得した。

鳥取でも提供

 鹿肉料理は鳥取市でも、イタリア料理店「ペペネーロ イタリア館」や県立博物館内の「カフェ・ダール ミュゼ」、県庁第2庁舎内の「県庁食堂」(第2、4火曜)で食べられる。

ふる~る 午前11時~午後3時。日祝休み。(電)0858・71・0262

yamaneya(やまね屋) 午前11時~午後3時(持ち帰りは午後5時まで)。水曜休み。(電)0858・71・1020

道の駅 若桜 桜ん坊 食事は午前11時~午後3時。不定休。(電)0858・76・5760

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1718173 0 ニュース 2020/12/22 05:00:00 2020/12/22 05:00:00 2020/12/22 05:00:00 トマトソースで味付けした「鹿肉ハンバーガー」(若桜町のやまね屋で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/12/20201221-OYTNI50009-T.jpg?type=thumbnail

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